【調査結果】脱コロナ・脱マスクで子どもに経験させたいことは何？1位は『国内旅行』
ARINA株式会社が運営する幼児、小学生の親御さん向けの教育メディア「おうち教材の森」（https://naki-blog.com/study/）は、日本全国の中学生以下のお子さんをお持ちの親御さんを対象に「脱コロナ・脱マスクで子どもに経験させたいことは何？」とアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査方法：インターネット調査
調査人数：200人(10代:0人、20代:28人、30代:83人、40代:74人、50代:11人、60代以上:4人)
調査主体：ARINA株式会社、おうち教材の森
調査時期：2023年5月1５日
＊本アンケート結果を引用する場合は「おうち教材の森」のURL（https://naki-blog.com/study/）を使用してください。
調査結果
「脱コロナ・脱マスクで子どもに経験させたいことは何？」とアンケート調査した結果、1位は『国内旅行』でした。
1位：国内旅行
・日本のきれいな景色を見せたい
・日帰りのお出かけなどはしていまたが、泊まりもある旅行は全くいけてなかったのでそろそろ行きたいと思います
・新幹線や飛行機にまだ乗ったことがなく、乗せてあげたいから
・コロナが流行りだして、一度も旅行に行かなかったので、新幹線か飛行機に乗る経験をさせたいから。旅館に泊まることや普段食べない食べ物、観光の楽しさを経験してほしいから
・コロナになってからの旅行での写真がほとんどマスクで全く表情が分からなくて悲しかった。マスクを外して楽しんでいる写真を沢山撮りたいから
・我慢していた分、色々な場所に連れて行ってあげたいから
2位：人とのふれあい
・知らない人と触れ合う機会がなかったので、人と交わることの大切さを教えたい
・コロナ禍で人と関わる機会が減ってしまい、対人関係能力が落ちてしまっていないか心配だから
・コロナの間人とのコミュニケーションが減った気がするから
・コロナでどうしても人の多く集まるところに出かけることが出来なかったので、多くの人（同年代だけではなく様々な世代の人）と接する経験をしてほしいと思ったから
・極力距離をとり、1人遊びをさせているので、みんなと遊ばせてあげたい
・人との関わりの中で相手のことを思いやったり、自分のことをより知ったりする経験になると考えているため。
・躊躇なく人と触れ合って欲しい
・笑った顔をたくさん観て欲しい
・コロナ以前より人とのふれあいが少なくなって、子どもの発達などが心配。これからはより色んな人と触れ合って社会性などを身につけてほしい
3位：イベントへの参加
・地域のお祭りや花火大会が開催されなかったり、参加を控えていたりしたので、脱コロナ後は人が多いところへ行って、一緒にイベントを楽しんで思い出にしたいと思ったからです
・保育園・学校などでイベントが中止になって青春ぽい思い出になるイベントが総じて中止になったため経験させてあげたい
・お祭りなど、色んな人が集まるところに連れて行ってあげたい
・これまではできるだけ人混みをさけて公園やひがえりの遠足程度（こまない観光地）しかできなかったので、イベントなど今じゃないとできないようなことを体験させてあげたい
・ここ３年ほど、学校行事なども中止になったり制限がかかったりしてなかなか十分に楽しめなかったところがあると思う。特に、大人の3年と比較して、子どもの３年は大きい。行事やイベントって「こんなもんなんだ」と思っているかもしれない。脱コロナ・脱マスクで、イベント本来の楽しみや醍醐味を味わってもらいたいと思う
・特に体験型のイベントに参加させたい。色々な経験をさせてあげたいから
・修学旅行は日帰り、運動会や発表会などもかなり分散した状態でしたので、コンサートやスポーツ観戦、祭り、花火大会などを経験させたい
4位：海外旅行
・色々な環境に連れて行ってあげたいから
・海外でしか体験できないことがたくさんあるし、子どものうちにそういう経験をすることは大切だと思うから
・異文化など様々なことに触れて欲しいから
・色々な国の人や文化に触れ合うことで刺激になるから
・国内はいつでも行けるが、海外としてはしっかりと予定だてが必要であり、世界の広さや手配を知るきっかけになると思う
・日本では味わえない環境に触れさせたいから
5位：スポーツ
・思う存分にマスクを外してやらせたい
・子供も含め体を動かすことが、健全な肉体と精神のために必須と考えるから
・密で運動させたいから
・プール等、控えてたことをさせてあげたい
・コロナ渦で大きなスポーツの大会が自粛気味で行われた中、感動したことが多かったと思う。したいのに我慢されていた子供さんに思い切りスポーツをさせてあげたい
・マスクしてても外で走り回っていたが、やはりマスクなしで思い切り運動してもらいたい。特に小さい頃の外での運動が後々に与える影響は大きいので、しっかりと動いてしっかりとした体の基礎を作ってほしい
6位：歌
・カラオケなど、思い切り歌を歌う環境がなかったため、これを機に歌を歌えるようにしたい
・大きな声を出すことでストレス発散にもなるので。その点歌はカラオケなどみんなで歌って楽しいので
・昨年(2022年)の運動会のこと、2年ぶりに声出しOKの運動会になったが、子ども達の声が小さくてショックを受けた。大きな声を出すのに慣れていない様子だった。なので、歌を歌うなど大きな声を積極的に出す経験をさせてあげたいと思う
・大きな声で歌う楽しさを教えたい
7位：習い事
・ダンスを習わせたく、室内で行いかつ、激しい運動ではありますのでさせたいなと思う
・接触が多いので避けていたスイミングに通わせたい
・バレエや体操など体を動かす習い事は、マスクがあると息苦しいので敬遠していたから
・色んな習い事をさせてみたい
8位：その他
・『マスクを外して素顔で生活をしてほしい。』コロナのせいで長年マスクをしていた子供達は中々外せずにいるが、やはり友達の顔が分からなかったり表情が読み取れなかったり子供達が一番マスクによって悪影響を及ぼしているので以前のように普通に素顔で生活して欲しいと思う
・『地域の行事や保育園や学校行事、特に今まで出来なかった人と触れ合う体験や宿泊、食育などをさせたい。』私たちが当たり前に体験できていたことを知らない子どもたちが多いので。焼き芋、お餅つき、遠足で皆でお弁当を食べること、お神輿をかつぐことや綱引き、コロナ禍の子どもたちは知らない
【総括】今回のアンケートで脱コロナ・脱マスクで子どもに経験させたいことは何？1位は『国内旅行』でした。
コロナ生活を通して「子どもと経験したかったこと」「こんな事したかった」と感じ、心残りがたくさんあったかと思います。３位以下の意見も、「思う存分～させてあげたい」といった思いが込められています。
中でも、子どもでいられる時期に沢山の楽しさや感動体験に触れてほしい、我慢や制限なく人と関わって欲しいといった意見が多く見られました。私たち大人にとっての「当たり前」の楽しさや体験が少しでも多く感じられる生活が始まり、子どもたちが今まで我慢した分、より密度の濃い育ちとなることを願います。
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