【最新】海外FXのスワップポイント比較一覧｜おすすめ業者と稼ぐコツ

FXのスワップポイントとは、取引する通貨間で金利差を埋める「金利調整分」のこと。低金利通貨を売り高金利通貨を買えばスワップポイントが収益としてもらえます。

ポジションを長期保有しているだけで不労所得を得られるため、スワップ目的で運用しているトレーダーも存在します。

スワップポイントで稼ぐコツは、スワップの高いFX業者と通貨ペアを選択すること。スワップポイントは業者や通貨によって異なるため、比較検討が重要です。

【最新のスワップポイント比較一覧表】

おすすめ業者は、「XMTrading」「AXIORY」「iFOREX」の3社です。迷ったら「XMTrading」を選べば間違いありません。

XMのスワップスワップポイントを見る≫

当記事では、スワップポイント生活（月20万円稼ぐ）をするコツや注意点も解説。両建て・サヤ取り（アービトラージ）ができる業者一覧も掲載しているので、ぜひ最後までお読みください。

【比較ランキング】スワップポイント運用におすすめの海外FX会社

海外FX業者を徹底的に比較調査し、評価点数に基づいて作成したおすすめ業者ランキングから、スワップポイント運用に適した3社を厳選しました。

業者	おすすめポイント
1位 XMTrading	190か国500万のトレーダー数 トレーダーが選ぶNo.1業者（当サイト調べ） 豪華なボーナスがもらえる 安心安全な業者で高スワップを稼げる 初心者～上級者向け
2位 AXIORY	業界トップクラスの狭スプレッド 取引コストが安い 約定率99.99％でスキャルピングには最高の環境 スワップが安定して高く、高金利通貨も豊富 中上級者向け
3位 iFOREX	1996年設立の老舗業者 ハイレバ・スプレッド・ボーナスなど全項目バランスのとれた業者 ロスカット水準が驚異の0％ レバレッジを効かせて為替差益やスワップポイントで爆益を狙える 初心者～上級者向け

XMのスワップスワップポイントランキングを見る≫

TitanFXのスプレッド一覧を見る≫

【最新】海外FX業者のスワップポイント比較表

海外FXのスワップポイントは、同じ通貨ペアでも業者によって値が大きく異なります。

下記は、海外FX業者11社の主要通貨、1ロット（10万通貨）の1日分のスワップを一覧にまとめたものです。最新情報を掲載しているので、業者と通貨選びの参考にしてください。

海外FXのスワップポイントとは

スワップポイントとは、取引する通貨間で金利差を埋める「金利調整分」のこと。

金利差がプラスになれば（高金利通貨を買って、低金利通貨を売る）収益が得られますが、金利差がマイナス（低金利通貨を買って、高金利通貨を売る）なら金利差分を支払う（マイナススワップ）必要があります。

国内FXと海外FXスワップポイントするならどっちが良い？

資金力がある人は国内FX、少額でも効率よく稼ぎたい人は海外FXがおすすめです。

スワップポイントは海外FXより国内FXの方が高いですが、国内FXのスワップポイントで稼ぐには海外FXよりも資金量が必要。

理由は国内FXと海外FXのレバレッジの差にあります。国内FXの最大レッジが25倍に対して海外は500～1,000倍以上のレバレッジをかけられます。

少額でもスワップポイントを狙いながら利益を得たい人には海外FXが向いています。

税金等の違いについて詳しく知りたい方は国内FXと海外FXの違いを比較でご確認ください。

海外FXスワップポイントの反映タイミング

スワップポイントが口座に反映されるのは、原則FX業者の営業日をまたぐタイミングで、ニューヨーク市場がクローズする時間（日本時間の早朝6時～7時ごろ）に合わせて反映されるのが一般的です。

スワップポイントは毎日見直され、上記時点で保有しているポジションに適用されます。プラスなら口座残高に追加・マイナスなら残高から引かれます。

なお、土日は休場のため水曜日に土日の休場分のスワップポイントをまとめて付与する業者がほとんどです。

曜日	付与日数
月曜日	1日分
火曜日	1日分
水曜日	3日分（土曜日・日曜日分）
木曜日	1日分
金曜日	1日分
土曜日	付与無し（休場）
日曜日	付与無し（休場）

スワップポイント3倍の仕組みについて知る≫

スキャルピングやデイトレードは営業日をまたがないため、スワップポイントは付与されません。

利益を確定した時点で課税対象となる

スワップポイントもFX取引で発生した利益なので、売買による為替差益と同じく課税対象です。

スワップ目的で保有し続けている場合は税金はかかりませんが、利益を確定した時点で為替差益とスワップポイントの合計額に税金がかかるので注意しましょう。

なお、海外FXの利益は累進課税のため、所得によって最大45％まで税率が変動します。

海外FXの税金のまとめ記事はこちら≫

海外FXのスワップポイントの確認方法

海外FXのスワップポイントは、各FX業者の公式ホームページかMT4/MT5で確認できます。難しくないのでどちらも覚えておくと便利です。

確認方法①各FX業者の公式ホームページで確認　

海外FXのスワップポイントは、基本的に各FX業者の公式ホームページで確認できますが、掲載していない業者も一部あります。

有名な海外FX業者のスワップポイント確認ページをまとめたので参考にしてください。

業者	スワップポイント確認ページ
XMTrading	スワップ計算機 FX取引のスプレッド／取引条件
AXIORY	通貨ペア取引条件一覧
iFOREX	取引条件 （オーバーナイト金利＝スワップポイント）
LAND-FX	スプレッド＆スワップポイント
FXGT	スワップポイント一覧＆計算方法と付与時間
HFMarkets	FX取引条件
FBS	FBS取引条件・契約仕様
Tradeview	Forex Rollover Rates

確認方法②MT4/MT5でリアルタイム確認

公式ホームページにスワップポイントの掲載がない場合は、MT4/MT5で確認できます。パソコン版・スマホアプリ版の確認方法を画像付きで解説します。

パソコン版・スマホアプリ版ともにMT5のみ「スワップレート」も確認できます。また、スワップタイプが「ポイント」になっているため、実際の金額（円表記）は計算が必要です。

海外FXスワップポイントおすすめ業者ランキング

海外FXのスワップポイントで稼ぐためのおすすめ業者ランキングを紹介。スワップポイントが高いだけでなく、安全性や取引しやすさを総合的に評価しました。

1位｜XMTrading

通貨ペア	買い	売り
USDJPY(ドル/円)	1,093円	-3,587円
NZDJPY(NZドル/円)	651円	-2,056円
USDMXN(ドル/メキシコペソ)	-3,981円	1,038円
USDTRY(ドル/トルコリラ)	-19,745円	2,452円
EURTRY(ユーロ/トルコリラ)	-21,027円	4,456円
USDZAR(ドル/南アフリカランド)	-2,761円	-323円

XMTradingは海外FX業者人気No.1の非常に使いやすいブローカーです。

安全性や取引環境に定評があり、ボーナスだけでも始められます。海外FX業者にお金を預けるのが不安…という方にもXMをおすすめします。

ドル円やのスワップポイントが安定して高いので、ドル円を長期保有したい方にはおすすめです。

2位｜AXIORY

通貨ペア	買い	売り
USDJPY(ドル/円)	838円	-2,684円
NZDJPY(NZドル/円)	848円	-1,596円
USDMXN(ドル/メキシコペソ)	-3,233円	1,239円
USDTRY(ドル/トルコリラ)	-15,939円	1,468円
EURTRY(ユーロ/トルコリラ)	-19,195円	18,431円
USDZAR(ドル/南アフリカランド)	-1,809円	726円

AXIORYはスプレッドや約定力に定評があり、短期売買のトレーダーに選ばれています。

資金管理も徹底しており、海外FX業者の中でも取り扱いが少ない信託保全を採用しています。資金を預けるならAXIORYは非常に信頼性の高い業者です。

スワップポイントも魅力的でトルコリラのスワップが特に高いので、トルコリラ狙いの方におすすめです。

3位｜iFOREX

通貨ペア	買い	売り
USDJPY(ドル/円)	1,231円	-2,601円
NZDJPY(NZドル/円)	710円	-1,602円
USDMXN(ドル/メキシコペソ)	-4,257円	589円
USDTRY(ドル/トルコリラ)	-15,262円	15,498円
EURTRY(ユーロ/トルコリラ)	-17,203円	17,477円
USDZAR(ドル/南アフリカランド)	-3,733円	1,165円

iFOREXは、海外FX業者の中でも運営歴が長い老舗業者。

ロスカット率が0％なので口座資金が0になるまで取引を続けられます。ハイレバを駆使して少額でスワップポイントと取引利益を狙う方におすすめです。

口座資金が0になる可能性もあるのトレード経験が豊富でかつ資金額が少ない人の利用が良いでしょう。一角千金のチャンスありです。

海外FXのスワップポイントの計算方法

スワップポイントの表示方法は2種類あり、表示方法によって価格を円表記にする計算方法が異なります。

• 決済通貨（右側の通貨）が円の場合
• 決済通貨（右側の通貨）が円以外の場合

なお、スワップポイントの計算は、業者独自の計算ツールがあれば簡単に計算できます。

• XMTrading計算機
• AXIORY計算機
• Exness計算機

お使いの業者が、スワップポイント計算機を提供していないか確認してみましょう。

海外FXのスワップポイントで稼ぐ5つのコツ

5つのコツを覚えておくと、スワップポイントで稼ぎやすくなります。

①金利差の大きい通貨ペアで運用する

スワップポイントは2ヶ国間の金利差で数値が決まるので、金利差の大きい通貨ペアで運用できれば効率よく利益を獲得できます。おすすめの通貨は、特に金利が高いトルコリラ・メキシコペソ・南アフリカランドです。

ただし、高いスワップポイントが得られる一方で値動きが激しいため、初心者はドル円やユーロドルなどの値動きが安定している通貨を選びましょう。

②売買差益も考慮して運用する

価格の下落には注意が必要ですが、うまく利用できればスワップポイントだけでなく売買差益も得られます。

価格が大きく下落した時に買いポジションを保有し、スワップポイントを受け取りつつ、価格が上がったところで売れば売買差益でも利益を伸ばせます。

万が一、保有ポジションが下落した場合は、スワップポイントがマイナスになる可能性があるため早めに決済して撤退しましょう。

③スワップポイントの高いFX業者で運用する

スワップポイントは、各FX業者が独自に数値を設定しているので業者によって異なります。同じ通貨ペアでも業者Aではスワップが高いのに、業者Bではマイナススワップになっていることも。

取引したい通貨ペアのスワップポイントを各FX業者で比較して、条件の良い業者を選びましょう。

スワップポイント比較一覧表を見る≫

④両建てしてダブルスワップで効率よく稼ぐ

FX業者によっては、買いと売りでどちらもプラススワップになる通貨ペアがあります。同じレート・同じロット数でエントリーすれば、どれだけ相場変動があってもスプレッド分の手数料しか差し引かれず、長期保有で利益を大きくできます。

ダブルスワップを貰える通貨ペアはスワップポイントが低いことが多いですが、手数料分の損失リスクしかないため大きくレバレッジがかけられます。そのため、フルレバレッジの利用で資金を抑えて運用できます。

両建てについては業者ごとに規約があるため、禁止されていないか事前に確認しましょう。

⑤サヤ取り（アービトラージ）で価格変動のリスクを相殺する

スワップポイントにおけるサヤ取りとは、同じ通貨ペアで「プラススワップが大きい業者」と「マイナススワップが小さい業者」を利用して価格変動の影響を抑える取引方法です。

サヤ取りは急な価格変動によるロスカットがリスクですが、ロスカットされない水準で確実に資金管理できれば大きな問題ではありません。また、毎日変わるスワップポイントの確認も必要です。

ただし、FX業者によってはサヤ取り（複数業者間の両建て）を禁止している場合があるので、利用規約をしっかり確認しましょう。

【一覧表】両建てやサヤ取り（アービトラージ）が可能な業者

海外FX業者によって両建ての可否は異なります。当サイトの海外FXおすすめ業者ランキングより両建てが可能な業者を抜粋しました。

業者	同一口座内の 両建て	口座間の 両建て	業者間の 両建て
XMTrading	○	×	×
FXGT	○	×	×
HFMarkets	○	×	×
Exness	○	○	○
iFOREX	○	×	×
AXIORY	○	○	○
BigBoss	○	×	×
IronFX	○	NDD方式：○ DD方式：×	×
TradersTrust	○※	○※	○※
easyMarkets	○	×	×
TitanFX	○	○ ゼロカット対象外	○ ゼロカット対象外
Tradeview	○	○	○

上記以外にも、業者によっては細かく両建ての決まりがある場合があります。必ず事前に確認しましょう。例えばXMTradingは、下記の両建てを禁止しています。

海外FXのスワップポイント運用の注意点

7つの注意点を把握しておくと、スワップポイント運用での無駄な損失を避けられます。

翌日に持ち越さないとスワップは発生しない

スワップポイントは、FX業者の営業日をまたいでポジションを保有していないと発生しません。

ニューヨーク市場がクローズする時間（日本なら早朝6時～7時ごろ）までに、ポジションを解消するとスワップを獲得できないので気をつけましょう。

土日はスワップが発生しない

海外FXのスワップポイントは土日は休場のために発生しません。

その代わり、水曜日に土曜日・日曜日分がまとめて付与されるので、スワップポイントが3倍になります。年末年始などの長期休暇は例外となる場合がありますが、ポジションの解消時はタイミングを考えて行いましょう。

曜日	付与日数
月曜日	1日分
火曜日	1日分
水曜日	3日分（土曜日・日曜日分）
木曜日	1日分
金曜日	1日分
土曜日	付与無し（休場）
日曜日	付与無し（休場）

スワップは毎日変動する

スワップポイントは固定ではなく変動します。政策金利が大きく変われば金利差が逆転し、プラススワップだったものがマイナススワップになる場合もあるので要注意です。

また、FX業者がスワップポイントを改定すれば、金利は変わらなくてもスワップポイントは変動します。

今までは業者Aのスワップポイントが最高値だったのに、改定によって業者Bの方が高くなる可能性もあるので、気付かない間に損しないよう定期的に確認しましょう。

ファンダメンタルズ分析が必要

ファンダメンタルズ分析とは、経済統計の発表や要人の発言、国際情勢の変化や災害など、為替市場に影響を与える可能性のある要素を分析して、為替の方向を予測することです。

スワップポイント目的の運用でも、ポジションを保有しているため売買差益が発生しています。放置していると損失が出る可能性があるので、通貨の価格に大きな影響を与えるような情報は敏感にキャッチしておきましょう。

専用のニュースサイトやFX業者が発信する警告などから情報が得られます。

証拠金維持率に余裕をもたせる（目安は最低300％以上）

FXでは、証拠金維持率が一定の水準を下回るとロスカットが発生します。強制的にポジション決済されてしまうため、スワップポイント運用の継続ができなくなります。

無駄な損失を出さないためにも、証拠金維持率は300％以上を目安にゆとりを持った資金管理を徹底しましょう。長期保有が基本のスワップポイント運用の場合は、急激な為替変動に耐えるために1,000%以上の証拠金維持率を保つとより安心です。

証拠金維持率を上げるには、レバレッジを下げるが、口座残高を高めに保つことが大切です。また、各業者ごとにロスカット水準が異なるので運用前に確認しておきましょう。

特に、週明け月曜日の早朝は相場が乱れて「窓開け」と呼ばれる現象が起きやすく、ロスカットの確率も高まります。心配な方は、週末にポジションを決済しておきましょう。

なお、XMTradingには証拠金計算ツールがあります。リアルタイムの為替レートで計算してくれるので、必要証拠金などを自分で計算する必要はありません。口座開設をしていなくても利用できるので、ぜひ活用してみてくだい。

リスク分散のため投資先は分散させる

スワップポイント運用は、高金利通貨自体が暴落する危険性が高いため、リスク管理が欠かせません。

長期運用が基本なので、急な相場変動に対応しづらいことを念頭に置き、異なる通貨に資金を分散させるのも一つの手です。

スワップポイントに限らず投資をする際には複数の方法で運用し、リスク分散させるのが非常に重要です。投資資金すべてをひとつの投資先に投入するのは危険なのでやめましょう。

ポジション決済しないとスワップの出金はできない

スワップポイントを貯めてもポジションを決済しないとスワップで得た利益は出金できません。長期運用が基本ですが、相場によってはポジションを保有し続けることで損失の方が大きくなるケースもあります。

確実に利益を得るためにはしっかりと運用計画を立てて堅実な運用をし、退き際には潔くポジションを撤退させる勇気も必要です。

海外FXでスワップポイント生活！必要資金を計算してみた

計算上は、生活できるくらいのスワップポイントを得るのは可能です。ただし、多額の資金が必要であり相場の状況やスワップ値などさまざまな状況が絡むため、必ずしも計算通りにならないことは理解しておきましょう。

例として、利用者の多いXMのドル円で月20万円稼ぐために必要な資金について計算しました。XMで10万通貨（1ロット）のロングポジションを保有した場合、1日のスワップポイントを1,115円と仮定して計算します。

高スワップのトルコリラでのシュミレーションを見る≫

スワップポイントで月20万円稼ぐために必要な証拠金

プラススワップは毎日付与されるため、1日6,667円以上の利益がでれば、30日で20万円稼げます。つまり、ポジションを6ロット保有（1日6,690円）すれば、スワップポイントのみでの生活が可能です。

最大レバレッジの1000倍で計算した必要証拠金は下記の通りです。レートは1ドル140円とします。

必要証拠金の計算式
レート×通貨数量÷レバレッジ

「140円×10万通貨÷1000倍＝14,000円」なので、1ロットポジションを保有するのに14,000円必要です。6ロット保有するので必要証拠金は「14,000円×6＝84,000円」になります。

84,000円で月20万円のスワップポイントが得られるなら安いと感じるかもしれません。しかし、フルレバレッジでの最低必要証拠金額なので、実際に84,000円だけ入金してポジションを保有したら即ロスカットになる可能性が高いです。

次の項目で相場変動時の必要証拠金について解説します。

価格下落時にロスカットされないための証拠金の目安

XMでは証拠金維持率が20％を下回るとロスカットされます。ドル円で月20万円のスワップポイントを得るには最低84,000円必要ですが、実際にはロスカットされないよう余裕を持った証拠金が必要です。

6ロット保有時に10pips・100pips・1000pips下落した場合、証拠金維持率を100％以上に保つにはいくら必要か計算しました。

下落pips数	必要証拠金	レバレッジ 有効証拠金額で制限あり
10pips （0.1円）	144,000円	1000倍
100pips （1円）	144万円	1000倍
1000pips （10円）	1億4,400万円	100倍

このように、スワップポイントを安定して得るためには、ロスカットされないように多額の資金を用意してポジションを保有し続ける必要があります。

含み損が大きい場合は得られるスワップと含み損を天秤にかけ、撤退するかを検討するのも大切です。

【Q＆A】海外FXスワップポイント運用でよくある質問

海外FXのスワップポイント運用でよくある質問をまとめました。

国内FXと海外FXはどちらがスワップポイントが高いですか？

海外FXと国内FXとでは、国内FXの方がスワップポイントが高い傾向です。

なぜなら、国内FX業者は取引で利益を多く取れるため（DD方式）、スワップポイントに含まれる手数料を安く提供（＝スワップポイントが高くなる）できるからです。

一方、海外FX業者はスワップポイントからも一定の手数料を差し引いて利益を出しているため（NDD方式）、国内FXの方に比べスワップポイントが低くなります。

FXの取引方式の違い

• DD方式
  • 国内FX業者の多くが採用
  • トレーダーの損失がそのまま会社の利益になる。
• NDD方式
  • 海外FXの多くが採用
  • 取引手数料やスプレッドが業者の利益になる

海外FXと国内FXのスワップにかかる税金の違いは何ですか？

国内FXは得た利益がいくらであろうと「先物取引に係る雑所得等」に区分され税率は一律20.315％です。一方で海外FXの利益は「その他の雑所得」と区分され、累進課税のため最大45％まで税率が変動します。

• 国内FX：税率は一律20.315％
• 海外FX：税率は所得で異なり最大45％

海外FXは税金が高いと言われがちですが、利益が900万円を超えるまでは国内FXとほぼ同じ税率です。695万円までは海外FXの方が税率が低いので、スワップポイントだけであれば海外FXの方が税金が安くなる可能性が高いです。

【累進課税一覧表】

所得額	所得税率
195万円以下	5％
195万超え～330万円以下	10％
330万円超え～695万円以下	20％
695万円超え～900万円以下	23％
900万円超え～1800万円以下	33％
1800万円超え～4000万円以下	40％
4000万円超え	45％

海外FXと国内FXの税金の違いを確認する≫

海外FXでスワップポイント狙いのリスクはありますか？

はい、スワップポイント狙いのトレードは、スワップポイント以上に価格変動による損失が大きくなるリスクがあります。

海外FXのスワップポイントは両建てでも貰えますか？

両建てでもスワップポイントはもらえます。ただし、両ポジションのトータルでスワップポイントはマイナスになる場合はほとんどです。

また、海外FXでは基本的に他業者との両建ては禁止です。異業者間の両建てでスワップポイントを稼ぐのは禁止されているので注意してください。

詳しくは海外FXの両建ては禁止？ルールとメリット・デメリットをご覧ください。

海外FXでスワップポイントを両建てで稼ぐのを禁止しているのはなぜですか？

両建てを認めるとボーナスとゼロカットシステムを悪用され、業者が損するからです。

海外FXでは異業者、国内FXとの両建ては基本的に禁止している業者がほとんどです（一部認めている業者もあり）。

たとえば、海外FXでスワップフリーの業者と国内FXを組み合わせると両建てでスワップポイントが稼げますが、異業者間の両建てを禁止している場合、バレるとペナルティが課されます。

海外FXでスワップフリーの業者はありますか？

海外FXでスワップフリーの業者は複数あります。一番おすすめの業者はXMTradingのKIWAMI極口座です。

マイナススワップが0になるので、スイングトレーダーに最適。私もマイナススワップの通貨をトレードする際に使っています。

海外FXでスワップポイントがもらえる時間はいつですか？

日本時間の朝6~7時頃にもらえます。

AXIORYの最新スワップポイント一覧はどこで見れますか？

AXIORYの最新スワップポイント一覧で確認できます。

XMTradingの最新スワップポイント一覧はどこで見れますか？

XMTradingの最新スワップポイント一覧で確認できます。

【まとめ】海外FXのスワップポイント運用は業者選びが大切

スワップポイント運用は相場分析の深い知識がなくてもチャレンジでき、FX初心者の方も始めやすい運用方法です。短期間に売買を繰り返す必要もなく、スキャルピングやスイングトレードより精神的な負担はかなり軽減できます。

コツコツ運用するイメージがありますが、スワップの高いFX業者や通貨ペアの選択、価格変動やサヤ取りをうまく利用して大きな利益も狙えるので、リスクは軽減しつつ利益を得たい方はスワップポイント運用にチャレンジしましょう。

しかし、スワップポイントは日々変動するため、ただ保有しているだけでは損失になるリスクもあります。長期保有が基本なので、小さな損失も積み上がると大きな損失になるので注意しましょう。

スワップポイント運用でおすすめの業者は、「XMTrading」「AXIORY」「iFOREX」です。

業者選びに迷ったら「XMTrading」がおすすめ。スワップポイントが高めなうえに、安全性が高く日本語にも対応しています。非常に使いやすく、当サイトが1,011人のトレーダーに行ったアンケートにおいても人気NO.1でした。

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参考文献

• XMTrading公式：FX取引のスプレッド/取引条件
• FXGT公式：FX取引
• AXIORY公式：通貨ペアスワップポイント一覧
• iFOREX公式：取引条件（オーバーナイト金利）
• TitanFX公式：スワップポイント
• Exness公式：外国為替取引
• BigBoss公式：BigBossのスワップについて
• HFMarkets公式：FX取引
• FBS公式：FX取引
• Tradeview公式：Forex Rollover Rates
• FusionMarkets公式：外国為替取引
• 国税庁：先物取引に係る雑所得等の課税の特例
• 国税庁：所得税の税率